名越和徳

名越和徳

制作プロダクションでWebディレクターとしてキャリアをスタート。ECサイト構築や広告運用、SEO、オウンドメディア、新規事業開発など、幅広い領域を経験し「広く浅く」守備範囲を広げる。 2024年2月、SHIFT AI代表・木内氏のセミナーで「エンジニアの仕事が変わる」という言葉に衝撃を受け入会。AIスキルを取り入れ、入会からわずか2カ月で新規案件を獲得し、現在は正社員時代の年収から3倍の収入を得るまでに成長するに至った。 フリーランスとしてプロジェクトマネジメント、新規事業開発、コンサルティングを行いながら、次なる挑戦は「会議の価値を測るツール」の商用化。AIを「誰もが最初の一歩を踏み出すための伴走者」と捉え、1〜2万人規模のユーザーに届くBtoB向けプロダクト開発を目指している。プライベートでは音楽活動にも力を入れており、ステージ衣装で取材に参画。

職種
フリーランス(プロジェクトマネジメント/新規事業開発/コンサルティング)
SHIFT AI受講歴
2024年2月入会
受講した講座
Dify
バイブコーディングなど
収入before→after
正社員時代の年収 → フリーランスで3倍に

目次

制作現場から新規事業まで──“広く浅く”で築いたキャリア

もともと受託制作プロダクションでWebディレクターとして勤務していた名越さんは、会社員時代にホームページ制作やECサイト構築、商品撮影などのクリエイティブ業務、リスティング広告の運用などを担当していました。

 

さらに、SEOやオウンドメディアの運用、マーケティング設計、市場調査、新規事業開発へと守備範囲を広げ、要件が複雑化する案件ではSalesforceやHubSpotの要件定義にも携わってきました。

 

その後フリーランスとして独立し、現在は開発系プロジェクトのPJMを中心に、新規事業の0→1検証やマーケティングの上流(戦略立案・KPI設計)、組織づくりの支援、外部業者の選定やRFP(提案依頼書/Request for Proposal)、見積もりの妥当性に関するセカンドオピニオンまで、幅広く伴走しています。

 

「制作プロダクション時代は“ホームページを作ってほしい”という依頼からスタートしました。当時は簡単に作れるサービスもなく、ECサイト構築や商品の撮影、広告運用まで任されるようになったんです」

その後名越さんは、SEOやオウンドメディアの運営、市場調査や新規事業開発まで担当範囲を拡大します。気づけばWebサイト制作だけにとどまらず、マーケティング全般やDX支援まで担うようになっていました。

 

「お客様から“名越くんならわかるよね?”と期待されるうちに、守備範囲がどんどん広がりました。結果的に“広く浅く”が自分の強みになったと思います。独立後はその横断力を軸に、開発系プロジェクトのPJMを主軸として、新規事業の0→1検証やKPI設計、組織づくりまで伴走しているんです。またクライアントが契約する予定の外部業者の選定やRFP・見積の妥当性チェックといったセカンドオピニオンも担い、意思決定の前後をつなぐ役割を引き受けています

 

一見すると専門性が欠けているように見える“広く浅く”。ですが実態は、クライアントのKPIに対して、上流から下流までをつなぐ「編集力」と「意思決定支援」です。

 

このような横断性こそが、名越さんのキャリアを支える大きな武器となりました。

入会からわずか2カ月で案件獲得、収入は3倍に

名越さんは、SHIFT AI代表・木内のセミナーに参加したことが入会のきっかけになったそうです。

 

入会後は、わずか2カ月で新しい案件を受注。AIを取り入れたことで業務効率が向上し、これまで抑えていた仕事にも手を伸ばせるようになりました。

 

「セミナーに参加した際に、“エンジニアの仕事がなくなるのではなく、仕事の種類が変わる”という話を聞いて、納得できたんです。

 

私が担ってきたのは、ゴールを言語化して手段へ落とし込む上流の役割となります。現在は、もし“手段が分からない”だけならAIに聞けば解決してしまう時代になりました。

 

AIの活用によってクライアントが抱える課題も変化するのであれば、人にしかできない目的の定義や判断に注力し、AIを活用することを前提とした働き方に切り替える必要があると感じました。

 

『時代が追いつく前にAIは触っておかなければいけない!』 そう思えたのも大きな要因です。現場で使える講座(Dify、バイブコーディング等)が充実していて、実装を前提として学べる環境だと感じ、SHIFT AIで学ぶことを決めました」

 

SHIFT AIの受講後、AIの活用によりクライアントワークの中で受注余力が生まれたそうです。

 

「既存顧客に“AIでこういうことができますよ”と見せたら、そこから新しい顧客を紹介してもらえるようになりました。

 

またこれまでのキャリアを振り返ると、自分が自覚している能力に対して、周囲からの期待値の方が高かったんです―― 『相手の期待値を超えたい』『せっかく期待してくれるなら、最適なソリューションを提供したい』このような想いで、クライアントと向き合い続けてきましたね」

 

このような取り組みの成果もあり、フリーランスになってかれは、収入が正社員時代の3倍になったそうです。

 

入会からわずか2カ月で案件獲得、収入は3倍に

守備範囲の広さが武器に──信頼を集める“セカンドオピニオン力”

名越さんの強みは「広く浅い経験を活かした、本質的な提案力」です。これまでのキャリアの中で培ってきた経験がAIによって、さらに発揮されたエピソードも語ってくれました。

 

「新規顧客に“何ができますか?”と聞かれると、答えが多すぎて伝わりにくいこともあります。制作やSEO、広告運用、ディレクションなど良くも悪くも色々な役割を担当してきたので伝わらないのも無理がないかもしれません(笑)一方で、既存顧客からの紹介では、“全体を見て本質を捉えてくれる人”と評価していただけることが多いんです

 

またAIを使いこなすようになって、人が関わるべき仕事の役割や必要性が明確になってきました。

 

「AIの台頭で、なくなる仕事が増えると言われていますよね。ですが、僕は“泥臭い仕事”は“人が実行し意思決定”しなければいけないと思います。

 

制作、広告、SEO、新規事業開発と横断的に上流工程から下流工程を経験してきたからこそ『なぜ必要か』をKPIツリーをベースに論理的に説明できる力が身につきましたね。その既存のスキルをAIがサポートしてくれるので、仕事の幅も広がったんです」

 

その結果名越さんは、顧客にとっては安心して任せられる”セカンドオピニオン的存在”として信頼を確立し、仕事を幅を広げていきました。

次なる挑戦は「会議の価値を測る」ツール開発

名越さんが次に取り組むのは、BtoB向けの「会議価値評価ツール」の商用化です。

 

「このツールの狙いは明快で、まずは“人数 × 時間 × 時給 = コスト”を見える化し、そのうえで目的やKPIとの整合、準備・貢献・成果をスコアリングして、会議の費用対効果(ROI)を定量判断できるようにする予定です。

 

例えば時給3,000円のメンバーが10人、1時間集まればコストは3万円になりますよね。まず、“この3万円が何に使われたのか”をしっかり見つめ直すことから始めます。

 

そのうえで、目的やKPIとの整合性、参加者の準備状況、会議中の貢献度、会議後の成果などをスコア化し、費用対効果(ROI)を定量的に判断できるようにします。

 

具体的には、会議を作る段階での目的、期待アウトプット、紐づくKPI(KPIツリー)と参加者の時給を登録します。事前資料の既読状況や、事前課題の提出状況をチェックし、準備スコアを自動で付与するイメージです。

 

開発をしようと思った背景には、コロナ禍以降のリモートワーク拡大による会議の増加があります。AIを活用して市場調査を行った結果、世界中で6〜8割の人が「不要な会議がある」と答えており、課題の普遍性は高いといいます。

 

「最終的には国内外で1万〜2万人規模に使われるプロダクトを目指しています。人件費というコストに対して、どのような価値を生み出すかが従業員にとって重要です」

 

また名越さんは、機能面に関して以下のような仕組みを構想しています。

 

「会議は、KPIを達成するための手段なので、KPIに対してインパクトを与える必要があります。会議に参加した際に、共有された資料を読んで来なかったメンバーや、会議中にアイディアや意見を会議中に何も出さなかったメンバーなどは、評価ポイントが減るような仕組みも備えたプロダクトにしたいです」

 

このように次なる挑戦について語る背景には、AIを“最初の一歩を後押しする存在”として捉えている名越さんの想いが込められています。

 

「AIは最初の一歩を後押しする」──これから学ぶ人へ

最後に、これからSHIFT AIで学ぼうとする人に向けてメッセージをいただきました。

 

「AIは“新しい技術を手に入れるため”ではなく、“やりたかったことを実現するための最初の一歩を踏み出すため”のツールだと思います。

 

例えば音楽の作り方がわからなかった人でも、AIに世界観を入力すれば曲が生まれる―― 脚本や映像も同じです。

もちろんAIを使った創作活動に対して、“AIが創作した作品で、本人(人間)が創作したものではない”という考えもあると思います。

 

ですがAIが創作したとしても、プロンプトを通して自分の世界観が投影されていますし、新しい自己表現の形でもありますよね。AIを利用すれば、今までやりたくてもできなかった何かが実現できるんです。

 

自分は何者でもないと思っている人でも、AIを使えば何者かになれる。SHIFT AIは、その第一歩を学ぶのに最適な場です」

 

撮影場所: WeWork Shibuya Scramble Square

「AIは最初の一歩を後押しする」──これから学ぶ人へ

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