物販10年、コロナで収益ゼロに——シングルマザーがAIを導入してわずか1ヶ月で月20万円へ|実績者インタビュー Vol.29
経済力がないと我慢して生きるしかない。
3人の子どもを育てながらAIで人生を選び直した。
【実績者インタビュー】では、SHIFT AIに所属し、AIを活用してユニークな実績を出している方々を『AIシフター』と銘打ち、インタビューを行います。彼らがどのような軌跡をたどり、どんな風にAIを活用しているのか。素朴な疑問をぶつけながら、その成功の秘訣を探ります。
今回登場するのは、大阪在住でネット物販を営む竪野ゆかさんです。約10年の物販経験を持ちながら、時代の変化とともに収益が伸び悩み、一時は撤退も考えました。しかし、SHIFT AIでのAI学習を経て物販にAIを導入したところ、再開からわずか1ヶ月で約20万円の成果を達成。現在はWeb制作、AI動画制作、AIコンサルティングへと活動の幅を広げています。
「スキルがあれば、人生を選び直せる」――そう語る竪野さんの背景には、3人の子どもを育てながら働くシングルマザーとしての矜持がありました。限られた時間の中でどのようにAIを学び、活用してきたのか。その軌跡と、彼女が描く未来を紐解きます。
竪野ゆか
大阪在住。英語塾講師からキャリアをスタートし、結婚後は在宅でできる仕事を求めてネット物販を開始。約10年間にわたり事業を展開するもコロナ禍で事業が低迷。2024年2月にSHIFT AIに入会し、AI活用による再起を図る。AIスキルの習得後、AIを物販に導入、わずか1ヶ月で収益20万円を達成。 現在は3人の子どもを育てるシングルマザーとして、在宅でも成果を出せる働き方を追求し続けている。SHIFT AIの実践者として、学びと挑戦を体現するAIシフターの一人。
- 職種
- ・ネット物販事業 ・Web制作案件 ・AI動画制作 ・AIコンサルティング
- SHIFT AI受講歴
- 2024年2月に入会
- 受講した講座
- プロンプト、画像生成、ライティング、Difyほか幅広く受講
- 収入before→after
- 物販収益頭打ち状態→活動再開1ヶ月目で20万円、半年で30万円達成
目次
塾講師から物販へ、止まっていた歯車
竪野さんのキャリアは、意外にも英語の塾講師から始まりました。小学生から高校生まで、大学入試対策を教えるのが得意だったそうです。
「もともと、学ぶのが好きなんです。教えることで自分のスキルも上がるから、自分のためでもありました」
結婚を機に専業主婦となり、その後、家で仕事ができる方法を模索してネット物販の世界へ。中国から商品を仕入れ、Amazonなどで販売する事業を約10年続けてきました。法人化も経験し、一時は順調に見えた事業でしたが、コロナ禍を境に状況は一変します。
「イベントグッズを扱っていたので、コロナで全部売れなくなってしまって。価格競争も激しくなり、以前の手法では収益が上がらなくなりました」
コロナ禍が明けても劇的な改善は見られず作業に追われる日々が続いていました。そんな中、2024年2月にSHIFT AIと出会います。最初はChatGPTを知っている程度のAI初心者でしたが、「これなら物販を変えられるかもしれない」と感じ、入会を決意しました。
情報の海で気づいた「今必要なことだけ学ぶ」重要性
入会後、竪野さんは貪欲に学習を進めました。プロンプト、画像生成、ライティング、Difyなど、手当たり次第に動画を視聴しました。しかし、その学習意欲が一時的に裏目に出ることになります。
「AIツールが多すぎて、全部追えないと気づいたんです。情報収集だけしても、マネタイズに繋がらない」
学んでいる間も収益は生まれず、シングルマザーとして3人の子どもを支える責任の重さが、焦りに変わっていきました。そんな時、大阪オフ会で出会った仲間からのアドバイスが転機となります。
「SHIFT AIのスタッフの東尾さんから『今まで物販やってきたんだから、それにAI使って伸ばしたらいい』と言われて。当たり前すぎて自分では気づかなかったんです」
そこから竪野さんは方針を転換、全部のツールを追うのではなく、今必要なことだけ学ぶというマイルールを確立しました。議事録が必要なら文字起こしツールを、動画が必要なら動画生成ツールを――その都度、目的に応じて最適なツールを調べ、比較検討する習慣が身につきました。
「例えば文字起こしなら、私はApple WatchとGensparkの組み合わせが最強だと思っています。PLAUD NotePinは3万円かかる上にサブスクも必要ですが、Gensparkなら動画もスライドも検索もAIエージェントも全部使えてコスパがいい」
物販×AIで「1ヶ月20万円」の快進撃
方針を定めた竪野さんは、まず得意分野の物販にAIを導入しました。その効果は劇的でした。
「商品の使用イメージを全部AIで作るようにしたんです。例えばキャンプ用品のライトなら、テントに光が灯っている様子をAIで生成するんです。実際に撮影するのは大変ですが、AIなら一瞬でできます」
従来、物販業界ではスタジオでの撮影や背景の準備に膨大な時間とコストがかかっていました。しかし、竪野さんはMidjourneyなどの画像生成AIを活用することで、この課題をクリア。商品説明文もChatGPTで改善し、SEOも意識した内容に刷新しました。
「当時の物販業界には、AIを使っている人がほとんどいなかったんです。だから差別化できました」
結果は数字に表れました。収益ゼロの状態から再開してわずか1ヶ月で約20万円を達成。「0から20万円ですよ。いきなり行ったからすごいと思って」と、当時の興奮を振り返ります。
さらに、物販仲間からも「どうやってるの?」「教えてほしい」という声が相次ぎ、AIコンサルティングの依頼も舞い込むようになりました。
Web制作、動画、コンサルへ――広がる可能性
物販での成功を足がかりに、竪野さんの活動領域は急速に広がっていきます。
Web制作会社から案件を受注し、ホームページ制作を手がけるように。さらに、AI動画制作にも参入しました。
「普通に撮影したらすごい金額がかかるCM動画も、AIを使えば写真素材だけで作れます。今はMidjourneyで作った画像を動かすこともできるから、可能性は無限大です」
AIコンサルティングも本格化。経営者が集まる交流会で「AIコンサルタント」として名刺を配り、認知活動を展開しました。無料のAI講座を開催したところ、個別相談の依頼が相次ぎ、伴走支援へと発展していきました。
「スキルがあれば、人生を選び直せる」
竪野さんがAIスキルにこだわる背景には、シングルマザーとしての8年間の経験がありました。
「経済力がないと、我慢して生きるしかないんです。自分にスキルがあれば、人生のために決断できるし、幸せになれると思うんです」
3人の子どもたちは17歳、19歳、21歳。中には発達障害を抱え、不登校や引きこもりの経験もある子供もいます。だからこそ、在宅でできる仕事にこだわり続けてきました。
「子どもたちが起きている時間は、できるだけパソコンは開かないようにしています。仕事は子どもたちが寝た後か、早朝にやることが多いですね」
限られた時間だからこそ、AIの力を最大限に活用する。その姿勢は、同じような境遇で悩む人たちへのメッセージでもあります。
「シングルマザーの知り合いを見ていると、寝る時間を削って、昼も夜も働いています。でもWebの知識やAIスキルがあれば、在宅でも十分に稼げる。そういう選択肢があることを伝えたい」
SHIFT AIで見つけた「学び続ける力」
竪野さんにとってSHIFT AIは、単なる学習の場ではありませんでした。
「SHIFT AIの中にいると当たり前のことが、外ではまだ全然できない人がいっぱいいるんです」
体系的な学習環境、実践の場、そして何よりコミュニティの存在が、継続的な成長を支えました。大阪オフ会での出会いが転機となったように、仲間との交流がさらなる刺激となって、竪野さんの成長へとつながっています。
竪野さんの目標は明確です。
「物販、Web制作、コンサルの3軸を統合して、ストック型のビジネスモデルを作りたい。物販も結構ストック型なんですよ。1個商品ページ作ってバズったら、注文がずっと入り続けますから」
さらに、自身のスキルをコンテンツ化し、オンラインサロンやコミュニティの運営も視野に入れています。法人化も検討中で、より大きな事業展開を目指しています。
そして何より大切にしているのは、同じような境遇の人たちへの支援です。
「シングルマザーや、発達障害を持つ子どもの親御さん、外に出られない人たち――そういう人たちがAIで稼げるようになれば、人生の選択肢が広がります。私自身がそうだったから、その可能性を伝えていきたい」
「自分で人生を選ぶ力」――竪野さんが物販×AIで見つけたのは、単なる収益化の手法ではなく、新しい生き方そのものなのかもしれません。
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撮影場所: WeWork Shibuya Scramble Square
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