「仕事が消える…」不安を3ヶ月で72万円に変えた逆転の思考法|実績者インタビューVol.36
単価下落に苦しんだ15年のベテランが、
AIによる深い顧客理解で契約を掴んだ「キャリア再生術」。
SHIFT AIに所属し、AIを活用してユニークな成果を上げている会員を紹介する【実績者インタビュー】です。
今回登場するのは、埼玉県を拠点に活動し、翻訳の分野で15年以上キャリアを積んできた瀧川律さんです。
翻訳といえば、AIの得意分野。翻訳者は将来的に仕事を失う、と世間では言われています。
瀧川さんもご多分に漏れず、翻訳単価の下落などの煽りを受けていました。
「自分の仕事はなくなってしまうのではないか」そんな不安を抱きつつもSHIFT AIに入会。
SHIFT AIで学んだ“行動の習慣”と“AI活用の型”を組み合わせることで、入会後3ヶ月で副業収入72万円を達成し、クラウドワークスのトップクラウドワーカーに認定されました。
翻訳者として揺らぎ続けていた不安をどのように“前進する力”へ変えていったのか。その軌跡を紹介します。
瀧川律
翻訳者として15年以上の経験を持ち、技術文書を中心に英文翻訳を手がける。幼少期をアメリカで過ごし、帰国後も読み書きの英語力を維持するために独学を継続。セキュリティ、ネットワーク、ディープラーニング、クラウドなど幅広いIT資格を保有し、高度な技術知識を活かした翻訳に定評がある。2025年にSHIFT AIへ入会し、AI活用と行動習慣を取り入れることで副業収入72万円を達成し、クラウドワークスのトップクラウドワーカーに認定された。
- 職種
- 翻訳者(技術翻訳 / 英文翻訳)
- SHIFT AI受講歴
- 2025年5月入会(5月19日〜)
- 受講した講座
- ・案件獲得合宿
・AIライティング講座
・NotebookLM実践講座
- 収入before→after
- Before:ゼロ(副業停滞)→ After:3ヶ月で72万円(26万+46万)
目次
翻訳者としての基盤をつくった幼少期と、キャリアに影を落とした一つの瞬間
瀧川さんが英語と深く関わるようになったのは、幼少期にアメリカで過ごした経験がきっかけでした。
「英語が自然と身についたのは、自分にとってキャリアを構築する原体験です。帰国後も、読み書きの力を絶対に失わないように努力していました」と振り返ります。
その甲斐あって20代から翻訳の仕事をスタートしました。フリーランスとして10年以上活動し、その後現在は会社員として就業しながら副業で、翻訳の仕事をしています。
ですがフリーランスとして活動していたある日、DeepLの出力を初めて見た瞬間に、衝撃を受けました。
「かなり精度が高くて“翻訳という職業が変わってしまうかもしれない”と焦りが生まれました…。自分の培ったスキルが、AIに変わってしまうと思い不安な日々が続いていましたね」
この体験を境に、長く続けてきたキャリアに小さな影が落ち始めます。
行動できない自分への苛立ち。情報だけが増えていく日々
翻訳単価は年々下がり、大量の低単価案件が市場にあふれ始めました。瀧川さんは、自分の専門性を活かしながら状況を変えたいと願っていましたが、行動が続きませんでした。
「AIの情報は集めていましたが、調べるだけで終わってしまいました。どのツールから使えばいいか分からず、時間ばかりが過ぎていました…」
行動できない不安な日々を終わらせるために、SHIFT AIへの入会を決めたのは2025年5月のことでした。
「SHIFT AIに入会した人は、AIを活用して何かしらの成果を出している人が多いです。そんな人たちと接する場所に身を置けば、自分も同じように動けると思い入会しました」
翻訳の仕事がAIの登場に変わる危機感を感じた瀧川さんは、勇気を出して新しい一歩を踏み出しました。そして彼の予感は、入会直後に現実となります。
行動が続く“環境”と、成果に直結するAI活用
入会後まもなく、SHIFT AIのLINEコミュニティを見る習慣が生まれました。
「入会当初はLINEのコミュニティをただ眺めるだけでした。ですが、誰かが挑戦している投稿を見ると、自然と“今日も動こう”という気持ちになり挑戦するようになったんです」
他の会員の挑戦や気づきが、行動のスイッチになったといいます。行動が続きはじめたタイミングで、AI活用が一気に進みました。
NotebookLMでは技術理解が圧倒的に速くなり、ChatHubでは複数AI翻訳を比較することで訳文の質が安定しました。
「技術系の翻訳は、翻訳前の情報のインプットに時間がかかります。ですが、技術背景の理解にはPerplexity(パープレキシティ)を使い、専門知識の抜け漏れを補う仕組みも整えたんです」
そして、成果を決定づけたのが、AIを活用した「徹底的なクライアント分析」でした。技術翻訳の依頼文は専門的で長文になりがちですが、瀧川さんはAIを使ってその内容を深掘りしました。
「長くて複雑な依頼文があったのですが、それをそのまま受け取るのではなく、AIに分析させたんです。
そうすることで、『文章に書かれている要望(顕在ニーズ)』だけでなく、『言葉にはなっていないけれど、実は相手が一番求めている課題(潜在ニーズ)』までがはっきりと見えてきました」
AIが導き出した提案文は、他の案件候補者よりも10万円も高い見積もりにもかかわらず、契約に至りました。
「自分は過去に、複数のIT資格を取得していました。その専門性と翻訳スキル、そしてAIによる『深い顧客理解』を掛け合わせたことが、他者との決定的な差別化になったのだと思います」
提案が通ったことは、 “相手を理解する力”をAIが支えてくれた結果でした。その後は成果が加速します。
2025年5月の入会から3週間後に初案件を獲得し、さらに提案が採用された7月のIT翻訳案件では26万円、続く8〜9月の案件で46万円の売上を立てます。
案件の受注金額の合計は72万円となり、2025年10月にクラウドワークスの「トップクラスクラウドワーカー」として認定され、『トップクラス名鑑』にも掲載されました。
「はじめは、ビギナーズラックかと思いました。ですが、AIを使いながら継続して行動すると、結果が出るまでのスピードが早いと感じました」
AIと共に歩む働き方へ。誰もが“自分のペース”で前に進める
「AIでの翻訳の難しさは、翻訳した表現の統一です。細かい表現の統一や文脈に即した微調整は、経験があるプロの翻訳者しかできません」
成果が出た今も、瀧川さんは淡々と学び続けています。その姿勢には、翻訳者としての誠実さと探究心が現れています。
「AIは脅威ではなく、自分の専門性を広げてくれる存在だと思います。小さく試しながら、自分に合う活用法を育てていきたいです」
そして最後に、SHIFT AIで学ぶ人へのメッセージを伺いました。
「情報が多くて迷う人もいると思いますが、まず小さく試してみてください。0→1を積み重ねれば、自分なりの活用法が自然と身についていきます」
AIに揺らいだ翻訳者が、AIを味方にしながらキャリアを再定義していく姿は、SHIFT AIが掲げる「誰でも未来を作り直せる」という理念の体現者と言えるかもしれません。
「SHIFT AIには、行動が続く環境があります。AIの活用をしたことがない人でも、安心して挑戦してほしいです」
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