【実績者インタビューVol.23】50歳からの再スタートは「AIが相棒」──SHIFT AIの刺激が再スタートのエンジンに
「挑戦に、年齢の制限はない。AIは、何度でも“やり直せる力”をくれる。」
SHIFT AIに所属し、AIを活用して成果を上げている会員を紹介する【実績者インタビュー】。 今回登場するのは、AIエンジニア・西田修(にしだ おさむ)さんです。
広島市役所で27年間勤務したのち、建設会社の営業職を経て、50歳を過ぎてからAIエンジニアへとキャリアをシフトしました。2024年にSHIFT AIに入会してからは、わずか2カ月で192万円規模の開発案件を受注し、現在も継続的にシステム開発を手がけています。
『AIを使えば、どんなアプリでも作れると確信した』――。西田さんの言葉の意味するところとは?安定を手放して挑戦を選んだその決断と、AIがもたらした“第二のキャリア”の可能性を伺いました。
西田修
広島市役所で27年間、技術職として公共インフラの整備や業務効率化を担当。建設会社営業職への転職を経て、システム設計や提案を行う中でAIの可能性を感じ、2024年にSHIFT AIへ入会。 AIを用いたWebアプリ開発・チャットボット実装・業務自動化を行い、入会から2カ月で192万円規模のWebシステム開発案件を受注。現在はInventiveBoxとして、国内外のクライアントへAI開発支援を提供しています。
- 職種
- AIエンジニア/InventiveBox代表
- SHIFT AI受講歴
- 2024年入会
- 受講した講座
- Dify合宿
Dify
NotebookLM - 収入before→after
- 公務員時代の安定収入 → フリーランスAI開発者として3倍の案件収益を達成
目次
安定を手放し、創る喜びを取り戻す──AIとの出会い
「最初のキャリアは、広島市役所の技術職員でした。27年間、道路や下水道など、街を支えるインフラ整備を担当していました」
安定した仕事の中で、責任と誇りを持って働いていた西田さん。
しかし、その日々の中で「もともとプログラミングに興味があったのですが、自分で何かを作り出す喜びが薄れていったんです…」と当時の心境を語ってくれました。
「学生時代からコンピューターのプログラムに触れていました。役所で働いていた際もExcelマクロを組んだり、業務を自動化したりするのが好きでしたが、行政の現場では自由な開発は難しかったんです。『もっと自分の力で仕組みをつくりたい』という気持ちが、ずっと心の奥に残っていました」
その後、再婚を機に神奈川へ移住し、建設会社の営業職に転身します。
「営業といっても、課題をヒアリングして仕組みで解決する仕事でした。現場での問題を“どう効率化するか”を考えることに、面白さを感じていましたね」
組織の枠にとらわれず、自らの手で「創る」側に戻るため会社を退職その意識が、後のAIキャリアへとつながっていきます。
「AIでどんなアプリでも作れる」と確信した瞬間
西田さんは、「Dify(ディフィ)合宿」に参加したことがきっかけでSHIFT AIに入会しました。
もともとプログラミングに興味があり、独学でコードを書いたり、Excelで自動集計のマクロを組んだりしていたそうです。
「市役所時代から、統計データを可視化したり、業務を効率化するためのプログラムを自分で書いていました。でも、職種としてのスキルではなくて、興味の延長にすぎなかったです…当時を振り返ると、AIを“仕事に使う”なんて、当時は考えもしなかったですね」
転職後の建設会社では、営業の傍らで社内アプリを自作していたが、独学の限界を感じていたと話します。
「一人でコードを書いても、実装までに時間がかかる。“もう少し効率的なやり方があるはず”と感じていたところに、SHIFT AIを知りました。入会した当時、私は会社を退職したのですが、次の就職先が決まっていませんでした。そんな中でAIが、持つ可能性と自己実現のためにDify合宿に参加し、SHIFT AIに入会しましたね」
決定的な転機となったのは、Dify合宿への参加でした。AIを使ってアプリケーションを開発するという実践型のプログラムに参加し、その場で初めて「AIが自分の相棒になり得る」と確信したのです。
「講義でAIがコードを生成する様子を見て、衝撃を受けました。自分が何時間もかけて書いていたコードを、AIが一瞬で出力してくれる。 “これなら、どんなアプリでも作れる”と思いました。
長年プログラミングを独学で続けてきた経験が、AIによって一気に加速したんです。発想のステージがまったく変わった感覚でした」
そして、「AIによってエンジニアの仕事が形を変える」と気づき、入会を決意します。
「入会後、いくつかの講義を受講しましたが、動画を見ているだけでは変わらないですし、受講したことで安心してしまっている自分がいることに気がつきました。
実際に手を動かして、“できた!”を体感して初めて、自分の中でスイッチが入ったんです。SHIFT AIは、学びの場というより、“実践のきっかけをくれる場所”になりました」
そして西田さんは、SHIFT AIの受講経験を活かし大型案件の受注を獲得します。
入会から2カ月で192万円の案件を受注
SHIFT AIに入会して3カ月目に西田さんは、192万円規模のWebシステム開発案件を受注しました。
「たまたま副業で参加していたDiscordで、システムの初期段階でのフロント開発の人材を募集していたんです。その中で、連絡をしたら案件を受注できました。
最初はプレッシャーもありました。金額も大きく、“本当にできるだろうか”という不安もありました。でも、AIを使えばコードの生成も早いし、バグの確認もスピーディにできます。以前なら1週間かかった作業が、数時間で終わるようになりました。
AIは代わりにやる存在ではなく、一緒に考えるパートナーです。自分の想像を超えるアイデアを出してくれるので、仕事のクオリティも上がります」
この案件は現在も継続中で、追加フェーズも進行中です。AIが業務効率だけでなく、信頼関係の構築にも寄与することを実感したといいます。
SHIFT AIで学ぶ意味──AIは“人生を再構築するツール”
SHIFT AIで学ぶメンバーの多くは20〜30代です。その中で、西田さんは50代からの挑戦として学びを続けています。
「若い人はスピードがある。でも、僕らの世代は“なぜこれをやるのか”という構造を見抜く力がある。AIが提案するものを見極めるには、その“目的思考”が欠かせません」
一方で、若い世代のSHIFT AIのメンバーからも常に刺激を受け続けています。
「AIを学んで、もう一度“挑戦する理由”ができました。年齢は関係なく、興味があることは何でも挑戦してみる―― 特にAIの活用は、我々の年代が思い付かなかったようなことを一緒に実現してくれます」
50歳を過ぎてもなお、AIを軸に新しい道を切り拓く西田さんはAIについてこんな風に語ります。
「AIは脅威ではなく、人生を再構築するためのツール。自分の中に眠っていた“つくる力”を再び呼び起こしてくれました」
これから学ぶ人へ──挑戦に遅すぎることはない
「SHIFT AI毎日、誰かが新しいプロジェクトを立ち上げている。 その姿を見て、“まだまだ自分もやれる”と感じています。50歳を過ぎて、まさか若い人たちと一緒にAIの話をするとは思いませんでした」
西田さんが強調するのは、AIの学び方には“順番”があるということです。まずは、初心者向けの動画で基礎を押さえる。
それから、実際に合宿やリアルイベントへ足を運ぶことが大切だと語ります。
「動画コンテンツは本当に充実しています。でも、リアルイベントに参加すると、学びのスピードも深さもまるで違う。実際に人と話して、自分の考えを言葉にすることで、“AIを使って何をしたいか”が明確になるんです」
SHIFT AIの合宿では、世代も職種も異なる人たちが同じ目線で語りディスカッションする―― その空気感が、学びを“知識”から“行動”へ変えていくのだといいます。そして最後に、これからSHIFT AIで学ぶ人へのメッセージを残してくれました。
「動画で知識を得て、リアルで仲間に出会うこの二つを繰り返していけば、どんな人でも確実に前に進めます。私自身、Dify合宿がなければ、今の自分はいませんでした。
AIは“新しい技術を覚えるためのもの”ではなく、“やりたかったことを実現するためのツール”です。興味があるなら、まず触ってみてください。年齢は関係ありません。
AIは、やりたいことを形にするための“相棒”になってくれます。
そして、SHIFT AIというコミュニティは、その“挑戦の最初の一歩”を後押ししてくれる場所です」
広島市役所での勤務から営業職、プログラマーまで多様なキャリアを歩んだ西田さん。SHIFT AIの学びは、スキル習得だけでなく、新たな挑戦の可能性を広げました。
AIは、年齢もキャリアも関係なく、一度諦めた夢をもう一度形にできる力を秘めています。
撮影場所: WeWork Shibuya Scramble Square
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