このままでいいのか——時給900円の在宅ワーク、AI学習1ヶ月で月収44万円へ｜実績者インタビューVol.34

千葉さんは、高校を卒業後、IT企業でSE兼業務アシスタントとして働いていました。結婚を機に県外へ転居し、新しい生活がスタートします。

「夫が警察官なので、夜勤も多いんです。生活リズムも不規則だから、自然と家にいる時間が増えました。最初は専業主婦として家庭を支えていたんですが、ふとした瞬間に“このままでいいのかな”と思うことが増えていきました」

そんな中、千葉さんは家にパソコンがあったことを思い出し、在宅で可能な仕事を探し始めました

「『とりあえずやってみよう！』という気持ちから、クラウドワークスでSNS運用やデータ入力などの仕事を受託したんです」

在宅ワークで仕事を受けるようになったものの、当時の時給は900円程度で、月の稼ぎは10万円以下でした。

「子どもが小さかったので、フルリモートでしか仕事ができませんでした。時給900円が、自分の市場価値だと考えていたので、仕事も次のステージへの挑戦も諦めていたんです」

それでも、どこかで自分の中で納得できなかった千葉さんは、行動力の源をこのように語ります。

「昔からじっとしていられない性格なんです。何かしていないと落ち着かないんですよね。できない理由を考えるのは簡単ですが、心の深い部分に『私はもっとできるはず』『今のまま仕事とキャリアの成長を諦めたくない』という想いがずっと消えなかったんです」

“とりあえずやってみよう！”という千葉さんの気持ちと行動力が、次の挑戦へとつながっていきました。

千葉さんは、在宅ワークでSNS運用の案件を受注します。この仕事が、AIに触れるきっかけになりました。

「AIで画像を生成して投稿する仕事だったんです。数字は伸びるけど、心が追いつかなくて…『この仕事は誰かの役に立っている仕事なのかな…』と心のどこかで引っかかる違和感があったんです。このような案件を続けるのは、自分のやりたいこととは違うし、自分が思い描くキャリアではないと思いました」

当時の千葉さんは、出産を迎え、子育ての中で将来を考える時間が増えました。

「子どもが大きくなっていくなかで、教育費も必要になる。扶養の範囲にとどまっていたら、この先やっていけないと思ったんです」

子どもとの生活のためにも、AIを学ぶことを決意します。そんな折に出会ったのが広告で表示されたSHIFT AIでした。

「SNSで“AIで副業をレベルアップした人たち”の投稿を見て、気になって調べてみたんです。投稿内容を見ていると、自分にもできるかもって思えました。そんな中、自分でAI活用に関する投稿をSNS上で検索していた時に、SHIFT AIの広告が出てきたんです」

そして千葉さんは、AIを体系的に学び自身の収入を増やすため2025年8月、SHIFT AIに入会します。

「最初は『AIって難しそう…』という不安がありました……でも、実際に講座を見てみたら、専門用語ばかりではなく、日常や仕事にどう活かせるかを実例で教えてくれました。これなら私でも挑戦できると思ったんです」

SHIFT AIで学び始めてからの３週間は、千葉さんにとって“実践の助走期間”でした。

千葉さんはまず『ChatGPT基礎講座』や『Notion AI実践編』を受講し、知識を深めていきました。

「最初は“本当に自分でも使えるのかな”と半信半疑でした。でも、実際に社内資料や提案文書をAIで整えてみたら、想像以上にスピードが上がったんです。『あ、これは仕事で武器になる！』と確信しました」

そして千葉さんが、学んだのはMidjourneyでの画像生成やV0の活用講座です。

「私が以前に担当していたSNS運用で、Midjourneyは使ったことがありました。ですが、クライアントが送ってくるプロンプトをただ流しこむだけでした。実際に覚えたことを使ってみると、デザイン未経験でも、AIとノーコードを組み合わせることで“目に見える成果物”を作り出せる感覚が掴めました」

千葉さんは、SHIFT AIで学んだことで、デザインに関する考え方も変わりました。

「もともとデザインには興味があったけど、センスが問われる世界だと思っていました。SHIFT AIで“ツールを使えば誰でも形にできる”と知ったのが大きかったです。それに“成功者の思考法”をテーマにしたマインドセット系の動画も印象的で、学ぶための姿勢そのものを学び直せました」

千葉さんは、SHIFT AIでの講座で得た学びが、行動の自信につながっていきました。そして彼女は、SHFT AIに入会し約3週間で「AI必須」と書かれた案件を見つけ、V0を使ったLP制作の案件を受注します。

「SHIFT AIでの学びを活かすために、LP制作に挑戦しようと思ったんです。でも私は、コードも書けないし、LP制作も未経験でした。ですがAIとノーコードツールを組み合わせたらできるかもしれないと思い、案件に応募しました」

千葉さんは、ChatGPTで構成を作り、Claudeで文章を整え、V0でデザインを仕上げました。SHIFT AIで学んだ“AIを人が動かす”という考え方を、そのまま実践に活かした瞬間でもありました。

「SHIFT AIで学習したことを活かし、LPを納品しました。納品後、クライアントから納品スピードと完成度の高さを評価され『一緒に働きませんか？』と声をかけてもらいました。時給も900円から2000円となり、倍以上の時給で案件を獲得できたんです！」

そこから、千葉さんの働き方は一気に変化します。長年契約をしていたSNS運用の案件を終了させ、声をかけてくれた企業と業務委託契約、そしてフルリモートの常駐契約へシフトしました。

AIスキルを武器に得たLP制作の経験は、新しいキャリアの扉を開く大きなきっかけとなりました。

「時給と稼働時間が上がり、収入も増えモチベーションが上がりました。契約後、ありがたいことに半年でPMに昇格できたんです。現在は、人事管理・SNS広報部門の責任者になりました」

そして年内には、社員登用の話もあり、フリーランスから正社員へのキャリアを歩もうとしています。

「まさか自分が、こんなスピードで次の段階に進めるとは思っていませんでした。でも、“学んだことを試してみよう”と思えたのは、SHIFT AIの講座で成功体験を積めたからだと思います。」

AIを学び、行動したことで、千葉さんの働き方は大きく変わりました。ですが、彼女はすでに次のステージを見据えています。

「今後は“社内のAI推進担当”のような立場になりたいんです。AIを使って、チーム全体の働き方を良くしていきたいと思っています」

実際に千葉さんは、議事録やナレッジをまとめるために「NotebookLM」の導入を事業の代表者へ提案し、正式に採用されました。

「プロジェクトの立ち上げ期って、どうしても混乱しますよね。NotebookLMを使えば、情報を整理しながらチームで共有できるので、プロジェクトがスムーズに進行できます。課題を見つけて、AIを導入してボトルネックを解消する―― 自分の提案で会社が動いたことが嬉しかったです」

仕事の効率化やチーム体制づくりにAIを生かす“社内AIコンサル”としての役割が、彼女の次のキャリアビジョンです。

「AIを“個人のスキル”で終わらせたくないんです。仕組みとして組み込むことで、チームも会社も変わっていけると思っています」

そして、もうひとつ胸の内にある想いがあります。

「子どもが1歳で、夫は夜勤もありますが、朝5時に起きて仕事をすればプライベートの時間も確保できるようになりました。AIのおかげで、“子育てをしながら働く”ことが実現できたんです。同じように外で働けないママたちにも、この働き方を伝えていきたいと思います」

そして、千葉さんは最後に読者の方へメッセージを述べてくれました。

「AIはただの技術だけではなくて、考え方を変えるきっかけになりました。SHIFT AIで学んで、一番変わったのは自分の思考かもしれません」

そして最後に、こう続けました。

「動けば、人生はちゃんと変わる。SHIFT AIは、その最初の一歩をくれた場所なんです」