観光×AIで地域に恩返しを——札幌観光大使・金澤佑樹が描く”地域を変える編集力”|実績者インタビューVol.46
観光業20年の編集者が見つけた
地域とAIをつなぐ新たな道
【SHIFT AI実績者インタビュー】では、SHIFT AIに所属し、AIを活用してユニークな実績を出している方々を『AIシフター』と銘打ち、インタビューを行います。彼らがどのような軌跡をたどり、どんな風にAIを活用しているのか。素朴な疑問をぶつけながら、その成功の秘訣を探ります。
今回登場するのは、札幌在住の金澤佑樹さんです。リクルート『じゃらん』での13年間のキャリアを経て独立し、現在は16期目を迎える一人会社の代表を務めています。札幌観光大使としても活動しながら、「観光×AI」という独自のポジションで地域に貢献する道を歩んでいます。
「今まで培った知見を活かして、観光業に関わる皆さんのバックアップをしたい」
金澤さんが描く、AIと地域観光の未来。その独自の視点と20年以上の編集者としての経験が交差する場所で、何が生まれようとしているのでしょうか。

金澤佑樹(かなざわ ゆうき)
リクルート『じゃらん』で13年間、編集・営業・取材を担当後、独立して一人会社を設立。16期目を迎える現在は、ブランディングから広報まで支援するデザイナー・ライターとして活動。20年以上観光業に携わり、機内誌や観光パンフレットなども制作。2025年3月にSHIFT AIに入会し、「観光×AIアドバイザー」として観光事業者へのAI活用支援を展開。札幌観光大使も務め、地域貢献とAIの融合を実践している。
| 職種 | 一人会社代表(デザイナー・ライター)/観光×AIアドバイザー/札幌観光大使 |
|---|---|
| SHIFT AI受講歴 | 2025年3月入会 |
| 受講した講座 | AIライター関連講座 画像生成講座 業務効率化講座 生成AIパスポート集中講座 各種ウェビナー(最新情報キャッチアップ) |
| 収入before→after | AI導入前:編集・デザイン業務に長時間 AI導入後:業務時間が2時間→30分に短縮、できる仕事の幅が倍増 |
札幌から情報を発信、観光大使が見つけたAIの可能性
「最初はAIライティングへの脅威から始まったんです。ライター業もやっていたので、『文章生成ができるAIが出た』と聞いた時は正直、大丈夫なのかと思いました」
金澤さんが初めてAIを知ったのは2023年、友人との何気ない会話からでした。その技術に興味を持って学び始めたものの、独学での限界を感じていました。
「日々情報が新しくなっていくのに全然ついていけなくて。プロンプトと言われても、細かいところはなかなかできない」
そこで、体系的にAIを学ぶべく、2025年3月、SHIFT AIへの入会を決意しました。それは、単なるスキルアップではなく、自身の強みを再定義する転機となりました。
ライターとして観光業に20年以上携わってきた経験にAIをかけ合わせることで、金澤さんは独自の立ち位置を作り上げました。
リクルート『じゃらん』での13年——編集と観光に生きた原点
金澤さんのキャリアの原点は、新卒で入社したリクルートの『じゃらん』にありました。
「社会人のノウハウとか編集の全部は、リクルートで学びました」
新潟県での勤務からスタートし、結婚後は栃木県へ。エリア担当として13年間、営業から取材、編集まで一貫して担当し、雑誌づくりの基礎を築きました。
「当時のじゃらんは、自分たちで営業しながら、自分で原稿が書けるという醍醐味があったんです。出版に必要な仕事のすべてに携われたのは大きな経験でした」
10代の頃から「文章を書く職業に就きたい」という夢を持っていた金澤さんにとって、それは天職とも言える仕事でした。
独立後、LCCの機内誌を制作する会社を立ち上げ、事業を譲渡。身軽になった金澤さんは大好きだった札幌移住を決断します。
新天地・札幌で、AIと出会ったことで、新たなキャリアの模索が始まりました。
SHIFT AIでの学び直し——「伝える」ことへのこだわり
SHIFT AI入会後、金澤さんは驚異的なスピードで学習を進めました。
「ライター関係の講座を集中的に見ました。ウェビナーも積極的に見て、情報をキャッチアップしてましたね」
しかし、金澤さんが目指したのは、いわゆる「AIコンサルタント」ではありませんでした。
「”マネタイズ”を意識しすぎるとプレッシャーを感じる部分があると思うんです。でも、まずは身近に自分の仕事でどう生かすかというところからスタートしました」
業務効率化から始め、徐々に自信をつけていく。その過程で、金澤さんは自分なりの方向性を見出していきます。
「AIコンサルタントになりたいのかと言うと、なんかそれとはちょっと違うなという違和感が自分の中でありました。でも、皆さんに教えて伝えられる環境がどこかで作れればいいなとずっと思っていたんです」
2025年10月には生成AIパスポートの資格も取得し、着実にスキルを身につけながら、独自の道を築き始めました。
「観光×AI」という新しい名刺——言ったもん勝ちの精神で
大好きな札幌という土地、20年にわたるライター経験、SHIFT AIで身につけたAIスキル…。金澤さんの出した答えが「観光×AI」でした。
「まず言ったもん勝ちだったので、『AIの活用アドバイスできますよ』というところから発信を始めました」
金澤さんは、X(旧Twitter)やnoteでの発信から活動を始めました。掲げたのは「観光×AIアドバイザー」というまったく新しい肩書きです。
「言ったもん勝ちじゃないですけど、まず動き出す必要があるな、と思ったんです」
リクルート時代からの繋がりも活きました。20年以上の信頼関係があるクライアントに「AI活用してこういうのやってみない?」と声をかけられる状況は、金澤さんの大きな強みとなりました。
「自分から動くっていかに大事かっていうのは、ひしひしと感じています。地域の集まりで興味を持ってくださった方がいて、そこからセミナーの話に繋がったりもしました」
2025年12月には北海道観光機構の事業の一環として「観光×AI活用」のセミナーを開催。1月には札幌市内でもセミナーを予定しています。一歩一歩、着実に「観光×AI」の領域を開拓していく金澤さん。その姿勢は、決して派手ではありませんが、確実に地域に根を下ろしつつありました。
できることが倍になった——SHIFT AIがもたらした変化
「動画編集なんて、私、1年前は全然やらなかったんですよ」
SHIFT AIでの学びは、金澤さんの仕事の幅を大きく広げました。Udemyでの講座作成、SNSでの札幌の観光動画発信、noteにて札幌の観光案内記事の執筆、英語ナレーション付きコンテンツの制作。すべて、1年前にはできなかったことです。
「観光事業者の皆さんに『こういう風にAI使って作れるよ』と見せたくて、モデルケースとして自分のインスタで作ったりもしています」
観光業への恩返し——伝えることで広がる可能性
リクルート時代から続くクライアントとの信頼関係。札幌への深い愛着。そして20年以上の編集者としてのキャリア。これらすべてが、金澤さんの「観光×AI」という独自のポジションを支えています。
「観光事業者の皆さんのバックアップをやりたいなという思いが、もう一回湧いてきたんです」
金澤さんが目指すのは、派手な成功物語ではありません。地道に、着実に、地域の観光業にAIの恩恵をもたらすこと。そのための第一歩として、セミナー開催やSNS発信を続けています。
「自分のインスタで札幌の動画を発信しているのも、バズらせたいとかではなく、観光事業者の皆さんに『こういう風にAI使って作れるよ』と見せたくて、モデルケースとして作っているんです」
これからも、「札幌から発信する観光×AI」として
AIコンサルタントが花盛りの今、あえて「観光×AI」という独自の道を選んだ金澤さん。その選択には、20年以上の経験に裏打ちされた確かな判断軸がありました。
「人それぞれ、ずっと大事にしてきた仕事とか、好きな仕事とか、得意なことってみんな何かしらあると思うんです。そこには絶対AIにとって代わられない部分がどこかである。それを軸にAIを使ってどう生かすかというところが、人それぞれの一番大きな課題になってくるんじゃないかな」
札幌の街を愛し、観光業を支え、地域に根ざしたAI活用を実践する。金澤さんの挑戦は、AIブームの中で見失いがちな「本質」を思い出させてくれます。
技術は手段であって目的ではない。大切なのは、その技術を使って誰に、どんな価値を届けるか——。
札幌観光大使として、編集者として、そしてAIシフターとして。金澤さんの「観光×AI」の物語は、まだ始まったばかりです。
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