殻尾のAIアートラボ 〜画像・動画生成の実験室〜2025年7月
2025年7月、動画生成AIや漫画制作ツールが進化し、キャラクターの一貫性を保つ技術がクリエイターの間で大きな話題を呼びました。
今回は、利用者数No.1*のAI活用コミュニティ「SHIFT AI」で開催された会員向けオンラインウェビナー「殻尾のAIアートラボ 〜画像・動画生成の実験室〜」の内容の一部を特別公開します。
※ GMOリサーチ&AI株式会社調べ ■調査項目/調査時点(2025年2月)における累計登録者数 ■調査対象/企業が運営するAI活用事例や実践ノウハウなど、ビジネス目的でのAI活用に関する講義を提供するコミュニティサービスを対象とし、講義を行わないネットコミュニティや個人運営のコミュニティ、ビジネス目的以外のコミュニティサービスは対象外とする
【※このウェビナーは終了しました。最新の参加案内はコミュニティ説明会でご案内しています。】
ウェビナー概要
| ウェビナー名 | 殻尾のAIアートラボ 〜画像・動画生成の実験室〜2025年7月 |
|---|---|
| 開催日時 | 2025年7月25日(金) 21:30〜22:30 |
| 開催場所 | オンライン(Zoom) |
このウェビナーの内容は以下のとおりです。
- 画像生成における素材合成とサンドイッチワークフローの解説
- 参加者作品をもとにした具体的なケーススタディとフィードバック
- 動画生成AI「Hixfield」や漫画生成ツール「Akuma AI」などの最新ツール紹介
- AIアートにおけるクリエイターの心構え
AI初心者の方でもすぐに実践できる、表現の幅を広げるためのAI活用法を見ていきましょう。
素材合成で一貫性のある画像を生成する
画像生成AIにおいて、プロンプトだけで完璧な一枚絵を出力しようとすると、どうしても運任せになってしまいます。
そこで殻尾氏が推奨しているのが、複数の工程を経て作品を仕上げる方法です。
ここでは、その基礎となる「サンドイッチワークフロー」と「素材合成」について解説します。
「サンドイッチワークフロー」の基本概念
サンドイッチワークフローとは、人間とAIが交互に作業を行うことで、作品の質を高めていく制作プロセスのことです。
まず人間がプロンプトを作成し、AIに生成させます。
出てきた生成物に対して人間が確認・修正を行い、それを再びAIに入力してブラッシュアップさせます。
この人間とAIの往復作業を繰り返すことで、最初の一発出しでは難しいクオリティの高い作品を作ることができます。
AIに丸投げするのではなく、人間がディレクションを行うことが重要です。

複数画像を組み合わせる素材合成の手法
一枚の絵の中に複雑な要素を入れたい場合、「素材合成」が有効です。
例えば「路地裏にいるロボットと女の子」を描きたい場合、背景、ロボット、女の子を一度に生成しようとすると、それぞれの整合性が取れなくなることがあります。
背景画像、ロボットの画像、女の子の画像をそれぞれ別々に生成し、画像編集ソフトで合成するという手法をとります。
合成した画像には違和感が残る場合がありますが、それを再びAIに読み込ませてi2i(Image to Image)を行うことで、光の当たり方や質感を馴染ませることができます。

実際の作品から学ぶプロンプトと構成
ウェビナーでは、事前に参加者から募集した作品に対する講評が行われました。
他のクリエイターがどのような意図で作品を作っているのかを知ることは、自身の制作にとっても大きな学びとなります。
ここでは2つの作品を例に、表現のポイントを見ていきましょう。
キャラクターデザインと配色の工夫
一つ目は、Instagramで発信を行っている方の作品です。
太眉で困り顔の女の子という特徴的なキャラクターデザインが目を引きます。
この作品のポイントは、キャラクターのユニークさと配色のバランスです。
SNSなどで発信する際、一目でその人だとわかるアイコニックな特徴を持たせることは非常に効果的です。
また、背景色とキャラクターの服の色味を調整することで、全体としてまとまりのある画面作りがなされています。
AI生成においても、こうしたデザイン的な視点を持つことで、単なる生成画像から作品へと昇華させることができます。

ストーリーを感じさせる構図の作り方
二つ目は、月夜のフクロウを描いた幻想的な作品です。
この作品では、フクロウが片足で立っているように見える描写や、背景に浮かぶ微細な文字のような表現が見られました。
AIは時として、意図しないノイズや不思議な形状を出力することがあります。
これを単なるミスとして修正するのか、それとも世界観の一部として活かすのかはクリエイターの感性次第です。
背景の物語を感じさせるようなライティングや構図作りも、AIアートにおいて見る人を惹きつける重要な要素となります。

最新AIツールで動画生成や漫画制作を効率化
画像生成だけでなく、動画生成や漫画制作に特化したAIツールも日々進化しています。
ウェビナー後半では、クリエイターの制作を支援する最新のツールが紹介されました。
ここでは、2つのツールについて触れます。
※ウェビナー本編では、より高度なパラメータ設定や応用的な使いこなし術も解説されました。
動画生成におけるキャラクターの一貫性維持
動画生成AI「Hixfield(ヒックスフィールド)」には、キャラクターの顔の一貫性を保つための機能が搭載されています。
通常、AIで動画を生成すると、フレームごとに顔が変わってしまうことが課題でした。
しかし、このツールの「Soul ID」のような機能を使うことで、特定のキャラクターの顔を維持したまま動画を生成することができます。
これにより、自分だけのオリジナルキャラクターを動かすという表現が可能になり、アニメーション制作のハードルが大きく下がりました。
チャット形式で漫画を生成する対話型ツール
「Akuma AI(アクマAI)」は、チャット形式でキャラクターと対話しながら漫画を作ることができるユニークなツールです。
キャラクターの設定を読み込ませ、チャットでシチュエーションやセリフを指定することで、AIがそれを漫画のコマとして出力してくれます。
絵が描けなくても、ストーリーや構成さえあれば漫画作品を作ることができる画期的なサービスです。
AIとの対話を通じてアイデアを形にしていくプロセスは、新しい創作体験となります。

まとめ:AIアートの可能性を広げるために
AIでできることは日々増えています。
しかし、最も大切なのは、AIを使って何を表現したいかというクリエイターの意志です。
ツールに使われるのではなく使いこなす視点
画像生成AIや動画生成AIはあくまで手段です。
AIが出力したものをそのまま使うだけでなく、素材として合成したり、加筆修正したりすることで、より自分のイメージに近い作品を作ることができます。
AIに全部やってもらうのではなく、自分の表現のためにAIをどう使うかという視点を持つことが、AIアートを上達させる近道です。
今回紹介した素材合成も、まさにAIを手段として使いこなすための一つの工夫と言えます。
コミュニティで最新情報をキャッチアップする重要性
AIの世界では、新しいツールや手法が次々と登場します。
一人ですべての情報を追いかけるのは大変ですが、コミュニティに属することで効率的に最新情報を得られます。
SHIFT AIでは、今回のようなウェビナーや、会員同士の交流を通じて、AI活用の最新トレンドやノウハウを共有しています。
独学では気づけない学びや、同じ志を持つ仲間との出会いは、クリエイティブ活動を充実させてくれるはずです。
目次
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