非エンジニアのためのDify入門講座 チャットボットと診断ツールを作る「しくみ」を学ぼう
「自分専用のAIアプリを作ってみたいけれど、プログラミングなんてできない…」
と諦めていませんか。
実は今、コードを書かずにブロックを並べるだけで、高性能なAIチャットボットや業務効率化ツールを作れる「Dify(ディフィ)」というツールが注目を集めています。
今回は、利用者数No.1*のAI活用コミュニティ「SHIFT AI」で開催された会員向けオンラインウェビナー「非エンジニアのためのDify入門講座 チャットボットと診断ツールを作る仕組みを学ぼう」の内容の一部を特別公開します。
※ GMOリサーチ&AI株式会社調べ ■調査項目/調査時点(2025年2月)における累計登録者数 ■調査対象/企業が運営するAI活用事例や実践ノウハウなど、ビジネス目的でのAI活用に関する講義を提供するコミュニティサービスを対象とし、講義を行わないネットコミュニティや個人運営のコミュニティ、ビジネス目的以外のコミュニティサービスは対象外とする
【※このウェビナーは終了しました。最新の参加案内はコミュニティ説明会でご案内しています。】
ウェビナー概要
| ウェビナー名 | 非エンジニアのためのDify入門講座 チャットボットと診断ツールを作る「しくみ」を学ぼう |
|---|---|
| 開催日時 | 2025年9月10日(水)20:00~21:00 |
| 開催場所 | オンライン(Zoom) |
このウェビナーの内容は以下のとおりです。
- ノーコード開発ツール「Dify」の基本概要とメリット
- チャットボットを構築する「ノード」と「ワークフロー」の仕組み
- アプリ開発の肝となる「変数」の概念をダンボールで理解する
- 条件分岐を活用した「診断ツール」や「占いアプリ」の作成実演
- 独自データをAIに学習させる「ナレッジ機能」の活用法
今回のコラムでは、Difyの基本的な仕組みや、変数・条件分岐といった開発の基礎概念に焦点を当ててご紹介します。
直感的な操作で高機能なアプリが作れる「Dify」の魅力
Difyは、プログラミング言語を使わずにAIアプリケーションを作成できるオープンソースのプラットフォームです。
「AIアプリ開発」と聞くと、黒い画面に難解な英語のコードを打ち込む姿を想像するかもしれません。
しかし、Difyはその常識を覆し、誰でもアイデアを形にできる環境を提供しています。
ここでは、なぜDifyが非エンジニアに選ばれているのか、その理由を深掘りします。

ブロックを繋ぐだけで開発が完結する
Difyでのアプリ開発は、画面上に用意された「ブロック(ノード)」を配置し、それらを線で繋いでいくだけで進みます。
例えば、「ユーザーから入力を受け取るブロック」と「AIが回答を生成するブロック」を線で結べば、それだけでシンプルなチャットボットが完成します。
パズルを組み立てるような視覚的な操作で、データの流れや処理の順番をデザインできるため、「作りたいアプリの構造」さえイメージできれば、エンジニアでなくてもすぐに形にすることが可能です。
最新のAIモデルを自由に切り替えて使える
Difyのもう一つの大きな魅力は、ChatGPT、Claude、Geminiなど、世界中の様々な高性能AIモデルを自由に選んで組み込める点です。
「文章作成にはClaudeを使いたい」
「論理的な処理にはGPT-4を使いたい」
といったように、目的に合わせて最適なAIモデルを使い分けることが、プルダウンメニューを選ぶだけの簡単操作で実現します。
特定のAIサービスに依存せず、常に最新・最適な技術を取り入れたアプリを開発できるのがDifyの強みです。
アプリ開発の第一歩「チャットボット」の仕組みと重要概念
Difyを使えば、特定の役割を持った「自分専用ボット」を簡単に作成できます。
しかし、思い通りの挙動をさせるためには、裏側の仕組みを理解する必要があります。
ここでは、ウェビナーで解説された「ワークフロー」と、初心者が最もつまずきやすい「変数」の考え方について、わかりやすい比喩を用いて解説します。
3つの「箱」を繋いで会話の流れを作る
チャットボットの基本構造は非常にシンプルです。
「開始(Start)」「LLM(AIの頭脳)」「終了(End)」という3つの箱(ノード)を線で繋ぐことで動作します。
- 開始ノード: ユーザーが入力した質問や指示を受け取る「入り口」
- LLMノード: 受け取った内容を元にAIが考え、文章を作成する「加工場」
- 終了ノード: AIが作成した回答をユーザーの画面に表示する「出口」
この一連の流れ(ワークフロー)を理解することが、Dify活用の第一歩です。
ウェビナーの実演では、LLMノード内のプロンプト(指示書)に「あなたはギャル風の占い師です」と記述することで、AIの口調やキャラクターを一瞬で変化させる様子が紹介されました。
「変数」という箱を使って情報をバケツリレーする
アプリ開発において避けて通れないのが「変数」という概念です。
ウェビナーでは、これを「情報のバケツリレーに使う、ラベルが貼られた空のダンボール箱」と例えて解説されました。
例えば、ユーザーが入力した「名前」を一時的に保存するために、「name」と書かれたダンボール箱(変数)を用意します。
AIへの指示(プロンプト)の中で「{{name}}さんの運勢を占って」と記述しておくと、AIは実行時にその箱の中身(ユーザーが入力した具体的な名前)を取り出して、回答に反映させます。
この「変数」を使いこなすことで、ユーザーごとにパーソナライズされた高度な自動応答が可能になります。
業務に合わせて機能を拡張する「診断ツール」への応用
変数の仕組みを理解すると、単なるチャットボットだけでなく、ユーザーの選択によって結果が変わる「診断ツール」や、社内データを参照する「業務支援ボット」など、より複雑なアプリが作れるようになります。
ここでは、Difyの機能を活用した応用的な開発のイメージをご紹介します。

「条件分岐」でユーザーに合わせた回答を出し分ける
Difyには「条件分岐(IF/ELSE)」という機能ブロックがあります。
これを使うと、「もしユーザーが『A』を選んだらこっちの処理、『B』を選んだらあっちの処理」というように、フローを枝分かれさせることができます。
ウェビナーでは「動物占い」を例に、「休日の過ごし方は?」という質問に対して「家でゆっくり」を選んだ人にはインドアな動物、「外に出かける」を選んだ人にはアウトドアな動物の結果を表示するというロジックの実演が行われました。
この仕組みを応用すれば、「おすすめ商品診断」や「社内手続きの案内ボット」など、実用的なツールが作成可能です。
「ナレッジ」で独自データを読み込ませて賢くする
一般的なAIは社内の独自ルールや最新の商品情報を知りませんが、Difyの「ナレッジ」機能を使えばそれを解決できます。
PDFやテキストファイルをDifyにアップロードするだけで、AIがその内容を辞書のように参照し、回答に反映してくれるようになります。
例えば、膨大な社内マニュアルを読み込ませて「総務規定QAボット」を作ったり、過去の議事録を読み込ませて「プロジェクト振り返りボット」を作ったりと、自社データに基づいた高精度な回答を引き出せるようになります。
※ウェビナー本編では、このナレッジ機能の具体的な設定手順や、回答精度を高めるためのデータの作り方なども詳しく解説されました。
Difyで業務効率化の第一歩を踏み出そう
ここまで、Difyの基本的な仕組みから、変数や条件分岐を使ったアプリ開発のイメージまでをお伝えしました。
Difyは「プログラミングは難しい」という壁を取り払い、私たちの「こんなツールがあったらいいな」というアイデアを現実に変えてくれる強力な武器です。

小さな自動化から始めてみる
いきなり複雑なアプリを作る必要はありません。
まずは「毎日の日報を自動で整形してくれるボット」や「メールの返信案を考えてくれるボット」など、身近な業務を助けてくれるシンプルなツールから作ってみましょう。
自分で作ったアプリが実際に動き、仕事が楽になる体験は、何物にも代えがたい喜びがあります。
仲間と共に開発スキルを磨く
今回のコラムでは概念的な部分を中心にご紹介しましたが、実際のウェビナーでは、APIキーの取得方法、エラーが出た時の具体的な対処法、プロンプトの効果的な書き方など、アプリを完成させて運用するための実践的なノウハウまで踏み込んで解説しています。
SHIFT AIでは、Difyをはじめとする最新のAIツールを学び、共に教え合いながら成長できる環境を提供しています。
目次
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